ネガティブ思考を手放す方法

メンタル

私がカウンセリングの中で経験してきたもの…

  • 高所恐怖症
  • 対人恐怖症
  • イップス
  • 自殺願望
  • 各種の依存症
  • 不妊症
  • 片付けられない症候群
  • 願望実現…など

上記は私のクライアントさんたちが手放してきたものです。まだまだたくさんの事例があります。

ほとんどの事例が、一回のセラピーで解決してるんです。生きることが困難なほど苦しんでいる方が、あっという間に大きく変わって、清々しい笑顔を見せてくれる。

本当に素晴らしいことです。

ネガティブな思考を手放して、現実の苦しみから瞬時に解放され、人生が大きく変わっていく姿を数百と見てきている私にとって、それは疑いもない真実です。

私たちの現実は、私たちの思考が作っています。

そして私たちの思考は、顕在意識と潜在意識で出来ている・・・

そんな今回の基礎となるお話は前回の

【スピリチュアル】思考は現実化する~あなたが知るべき宇宙の真実

で詳しくお話していますので、まだ目を通していらっしゃらない場合は、先ずはそちらから読んでみて下さい。今回のお話がより分かりやすくなりますので!



ということで、今回は私たちが望む願望が現実化するのを阻んでいるネガティブな思考を手放す方法についてスピリチュアルな観点からお話していきます。

ポジティブ思考


何度もお話しするように、私たちの現実は私たちの思考が作っています。

そして私たちの思考は10%の顕在意識と90%の潜在意識とで構成されています。

今回はネガティブ思考のお話ですが、私たち一人一人が今現在を無事に生きているということは、良い思考(ポジティブ思考)も同じように持ち合わせているということ。

  • 安心安全に暮らすことができる

  • 私は幸せだ

  • 私は愛されている・・・などなど

良い思考があるからこそ、私たちは、無事に生きています。

もともと持っているこのポジティブ思考は、しっかり手放さないようにすることが大切です。

ネガティブ思考

問題はこの、ネガティブ思考です。
私たちが、望むこと

  • 片思いではなく両想いになりたい

  • 昇給したい

  • 売り上げを伸ばしたい…などなど

このような私たちが、日々望んでいる願望が実現することを阻んでいるのがネガティブ思考。
本当に問題ですよね。

ではこのネガティブ思考の種類について考えてみましょう。

理解していること・してないこと


このネガティブ思考にも、顕在意識(理解している思考)潜在意識(理解していない思考)があります。このどちらも曲者なのです!

理解しているネガティブ思考

私たちが、日々の生活でネガティブに考えてしまっていることってたくさんありますよね。

  • こうゆうの絶対失敗しちゃう…

  • 私には分からないよ~

  • あの人嫌い

  • 新しいことするの怖いよ~

なんて、思わず声に出してしまうことも、自分で理解しながら顕在意識で言っていますよね。

そんな風に、ネガティブな発言や考えをしていると、だいたい高い確率で現実になることはみなさんももう既に体験済みなのではないでしょうか。


私たちがこの顕在意識のネガティブ思考を排除するのは簡単です。

  • もし、ネガティブなことを想像してしまったら…
    「キャンセル!全部なかったことになりました!」って脳に言い聞かせる。

    ポジティブな事を言葉にして言う(成功しました・願いが叶いました!など)

    ポジティブなことを文字にして書く(脳に言い聞かせる)

自分のネガティブ思考を打ち消して、無理やりでもポジティブ思考に持っていく。

上記のやり方で、強く脳に言い聞かせることで現実化する確率は跳ね上がります。

ネガティブな自分を、自分での意志でポジティブに持っていく。これが顕在意識の解決方法です。

理解していないネガティブ思考

この思考が潜在意識にあるネガティブ思考のことです。とても厄介です。

自分では思っても考えてもいないのに、持ち合わせてしまっているネガティブな思考…これらはどのような種類があってどの様に作られているのか、次の章で考えていきましょう。

潜在意識にあるネガティブ思考

私たちは多くの潜在意識を持ち合わせて生きていますが、それらには大きく分けて4種類が存在します。

  1. 現世で作られたもの
  2. 過去生で作られたもの
  3. 遺伝的に持ち合わせてきたもの
  4. 魂のレベルに刻まれたもの

ひとつひとつを説明しましょう。

現世で作られたもの

私たちが、自分としてこの体を持って地球に生れ落ちてから現在に至るまでに、何らかの形で作ってきてしまった潜在意識です。

私たちは毎日何かの潜在意識を作っています。


例えば、おなかがいっぱいな時にカレーの香りをかいで、


「おいしそー!でもおなかいっぱいで食べれない…」


なんて時の翌日のランチは何となくカレーを選んでしまったり。


これって、潜在意識の中に「カレー食べたい」って書きこんでしまっているから。



ただ、問題なのは自分が思っても考えてもいない訳の分からない潜在意識。

  • 愛されると傷つく
  • 成功するには苦しまなければいけない

  • 私は失敗する

これらすべて、以前に都合がよかったからそう思い込んでしまったものです。

今となってはそんなこと思っていないのに、昔のショッキングな出来事を経験した時に自分を守るために都合がよくて思い込んでしまったこと。それに蓋をしてしまっている。

お母さんの虐待を受けてきた子供は、お母さんに愛されていないと知ったら生きていけないから、虐待され傷つくことが愛されることだと思い込む。都合よく。


また、成功したらみんなにネタまれたから、失敗することの方が安心だと感じている人もいます。都合がいいのです。


全てが自分にとって都合がいいから起こっている。

現実に起こっている事象全てが自分にとって都合がよくて起こっているんです。

私たちに影響している潜在意識の大半が、この現世で作られたものです。

過去生で作られたもの

私たちは輪廻転生を繰り返しています。

本当に繰り返しているかどうかは定かではありませんが、私たちの細胞のDNAの中に、自分たちの人生ではない人生の記憶があることは確かです。

私たちが、地球に生まれてくるときに、既に持ってきてしまっている、誰かの人生の記憶。

そんな潜在意識がこれです。

遺伝的に持ち合わせてきたもの

これは、自分の両親、おじいちゃんおばあちゃん、またはその先のご先祖様から受け継いできている潜在意識です。


嫌いなものが一緒、やってるパターンが一緒など、


お母さんと同じような癖があったり、考え方が同じだったり、そんな風に発見できる潜在意識です。

魂のレベルに刻まれたもの

このパターンは、ごくごく稀です。ほとんどのケースがこれには当てはまらないでしょう。

元々、スピリットとして存在していた次元で、低い波動の場所にいた人であったりすると、ごくまれにこれに該当することもあるかもしれませんが、ほとんどの場合が当てはまりません。もしあったとしても、本人が気付くのはそんな簡単なことではないでしょう。

ネガティブ思考を手放す方法

以上のような種類の思考が潜在意識の中に入っています。

  • 恋人に優しくされたいのに傷つけられる
  • 成功したいのに失敗してしまう…など


わたしたちは、この4つの種類のどれかで潜在意識を持っているからこそ、この現実がおこっているんです。



では、その潜在意識はどうやったら手放すことが出来るのか。


それは、自分がそれを持ち合わせていることに心底気付くことです。


潜在意識は過去のある時点で作られました。

いつからそれが出来上がったのか、いつからその考え(思考)を持ち始めたのかをひたすら考え、感じてみるのです。

  • お風呂に入っていいる時など、ゆっくりリラックスして瞑想できる時
  • 自分がいつからその思考を持ち始めたのかを、リアルに思い出してみる


それは、大人の自分ではなく、小さなころの自分の記憶かもしれない、または、全く分からない違う誰かの記憶かもしれない、ご先祖様の記憶かもしれない、…


でも、それらを気にすることなく、心に浮かんできたことを素直に思い出してみましょう。


理由もいりません。証明もいりません。



大切なのは、まさにその場所にタイムスリップしているかのような感覚。

五感全てを使って自分が感じていることを、頭で考えるのではなく「ハート」で思い出してみるんです。


そして、何が都合がよくてそれを思い込んでしまったのかを感じてみましょう。


ハッとすること

涙が出ること

そんなことがあったら、あなたは不要な潜在意識に気付けています。


もし気づくことができたなら、そのような不要な思考は手放し、本当の自分が考えている思考と入れ替えてあげましょう。

もうそんな風に考える必要ないよ

そう自分に言い聞かせてあげましょう。


これらは、そう簡単にいくことではありません。自分で自分の事に気付くのはとてもとても難しい。


本当に気づきたいのであれば、私のような専門家にお願いするのが一番です。ご自分では何年かかっても気づけないことをすぐに解決することが可能ですから。


でも、日頃からご自分でご自分にフォーカスして取り組むことはとても重要です。日々、何で自分にこの現実が起こっているのかにフォーカスしていれば、いつか大きな気づきがあるはず。

大切なのは、瞑想を日課にして、内なる自分にアクセスすることを怠らないことです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました