私たちは、毎日の生活を自分一人で過ごしているわけではありませんよね。
常に他の誰か、家族や友人・仕事仲間などと関わり合いながら生活しています。
そして、どんな人でも、たとえ素晴らしい聖人であったとしても「失敗」することがあります。
「ヤバい!」
そんな時、簡単に対処できることもあれば、パニックになってどうしていいか分からなくなることもあるかもしれません。
そんな時、その後起こる不測の事態から必ず自分を守ってくれる対処法があるんです。これは宇宙の法則で決まっているものです。
「必ず」守ってくれるなら、知っておかなければ損ですよね。
今回は、失敗したときに自分を守るための確実な対処方法についてお話したいと思います。
失敗した時何が起こるのか?
誰でも大小さまざまではあるかもしれませんが、「失敗」したことってありますよね。
- テストの回答を間違えた
- 友達から借りた大切なものを汚してしまった。
- 人との約束を忘れてダブルブッキングしてしまった
- 任された仕事で大損させてしまった
- 交通事故で人を傷つけてしまった
人それぞれ、「ヤバい!」ってさけんでしまいそうな失敗、経験ありますよね。
私たちは、そのことを起こしたときに、何を感じて「ヤバいと」思っているのでしょうか。
その答えは、
自分を含めた誰かを傷つけてしまうことが確定してしまう事です。
上記の例から言えば、
- テストの回答間違い➡自分
- 友人から借りたものを汚す➡友人
- ダブルブッキング➡約束した相手
- 任された仕事で大損➡仕事を自分に任せた人
- 交通事故➡被害者
といった具合に、必ず誰かを傷つけることになってしまう。
傷つけるとどうなるのか?
そこには「怒り・憤り」を発生させてしまいますよね。
責任と自由

怒りを発生させてしまうと、私たちにはそれを治める「責任」が発生します。
- テストに失敗した自分➡もう一度勉強し直して卒業しなければならない
- 汚した友人の借り物➡同じものを弁償・謝罪する
- ダブルブッキング➡謝罪する・約束し直し・信用を無くす
- 大損した仕事➡責任取ってクビ・弁償など
- 交通事故➡賠償責任
私たちは、責任を取ること以外に、その怒りから解放され自由になることがあり得ない。
責任を取る=自由がなくなる
この状況を感じて私たちは「ヤバい!」って思うんですね。
対処法
では、この迫りくる不測の事態、自由がなくなる恐怖に打ち勝って、自分自身を守る方法についてお話します。
その答えは
「誠実な方を選択すること」
私たちは誰でも、迫りくる恐怖から逃げたくなるものです。
- さらに努力することをあきらめる
- 知らないふりをして逃げる
- 人のせいにする
- 逆ギレしてごまかす…など
逃げようと思えば、人はあらゆる手段を使って逃げようとします。
ですが、考えてみてください。。
加害者の怒り憤りは、逃げたり、逆ギレしたり、噓をつかれたら増幅していきます。
どんどん大きくなる。
そして、更に自分が解放されるために課せられる「責任」はどんどん大きくなっていくのです。
最小限にとどめる事が自分を守ること
私たちが失敗してしまったとき、
その失敗が引き起こす「責任」は消えることはありません。もう、既に存在が確定している状態ですから。
そこから逃げれば、その責任はどんどん大きくなり、どんどん自由になることが難しくなります。
ですから、私たちが、出来ることはその責任の大きさをそれ以上大きくしないことが優先される。
そのために選択しなければならないことが、「誠実であること」です。
- 本当の自分の目標のために更に努力すると決める
- 逃げたり嘘をつくことを止めて、他人を傷付けたこと認め誠心誠意を持って謝罪する…など
その失敗が大きければ大きいほど、自分がどうしていいか分からなければ分からないほど、ごちゃごちゃと自分の損得を考えることをやめて、無条件で「誠実」な選択をする。
そうすることで、その一瞬は厳しいように感じるかもしれませんが、後々、自分は責任を取ることを強要されたり、罪悪感をもって肩身の狭い思いをしたり、自分自身を責め続けて生きることのない自由な人生を獲得できます。
誠実な選択は、人のためではありません。
自分自身の自由な未来のために、必ず必要な、自分を守ることのできる唯一の選択なのです。

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