№2出会った頃の僕~(ミク)

みく(ランナー)の思い

今の僕には毎回、YouTubeの投稿やブログなどで、自分達に起きた事を語るのには多くの葛藤がある。

沢山の人たちに、自分が経験した奇跡を伝えたいと思う気持ちと、逆に自分のやってきたことがあまりにヒドくて公にさらしたくないという思い。

でも僕らのやってきたことの一部分だけをみると誤解を生みやすいのも事実。あまりにも難解な事ばかりだ。でも華蓮のやってきた事はあまりにも過酷で、軽いうわべだけの説明では、伝えるべき真実や彼女の本質を理解してもらうことは不可能に感じる。

だから今、僕が語ろう。僕らに起こった真実を。この宇宙の計らいを。


彼女のためにそう決意した。


僕らが出会った時、僕は既婚者で子供も3人いて、さらにその家族との生活を半ば捨てて、他の女性と同棲しているという状況だった。

その時の僕には人生において何の目標もなく、全てがその場しのぎ。自分さえ良ければいいと惰性で生きているような最低な男だった。

家族を養なわなければならない責任も持たず、同棲している彼女を幸せにするような目標もなくただ利用し、与えられた目の前の仕事を自分のためにこなし、空いた時間にはギャンブルやゲーム、何ひとつ建設的なことはしない…典型的なダメ人間。

しかし、人に取り入ることには長けていた僕なだけに、華蓮と会った時には、最初は特に深い意味もなく連絡をしていたつもりが、彼女にとってはかなり積極的に思われていたようで、予想外にどんどん仲良くなっていった。


仕事と、既に付き合っていた彼女がいるため、その時の僕にはそんなに空いている時間はない。しかし華蓮と会う時間は、何の目的もなく生きている僕にとっては、とても刺激的な時間だった。




付き合いが始まったのは正確には覚えていない。


それまでの僕にとって、女性と付き合う時は「付き合ってください」とお願いしたりされたり、そこから始まるのが当たり前だったのだが、僕と華蓮の間にはその当たり前がなかった。


ある時、華蓮に「僕らは付き合っているの?」と聞いたら


彼女は、「え?付き合っている以外に何かあるの?この関係??」と、ひどくびっくりされた。


そうなんだ、、、付き合いがはじまってたのか、、、。華蓮より数週間か遅く交際を認識した僕は少し戸惑った。結婚していて子供もいるのは伝えてはいたが、彼女がいる事や家族と離れて暮らしてる事は伝えていない。その時の僕は人を悲しませないようにとか、傷つけないようにってことは考えられず、「まあなんとかなるか」ぐらいに思っていた。


そんな状況では予定がバッティングすることもしばしばで。事あるごとに子供を理由に華蓮との約束をキャンセルをしてその場をしのぐ。


そんなことを繰り返し、華蓮との仲が深まるにつれてその嘘はどんどん増えていった。


しかも、ただ家族や彼女たちとの約束で華蓮との約束をホゴにしたわけではなく、パチンコやら自分がただ遊びたい時も嘘をついていた。



それでも華蓮は真剣に僕とのことを考えていてくれて、嘘に気づいているわけではないのに僕がもつネガティブな思考を指摘するようになっていった。

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