告白の仕方~大好きなあの人へ

パートナーシップ

天にも昇るようなとっても幸せな気分になれる反面、胸が痛くなるほど辛い思いもしたりすることになる恋愛…。相手の気持ちが分からなくて、チョットした些細な出来事で一喜一憂したりするものですよね。

みんなさん、10代、20代、30代…その年齢によって多様な恋愛を経験していくものです。

20代<br>Aさん
20代
Aさん

とっても大好きな子がいます。僕の女友人と仲がいい子なのですが、僕自身あまり交流がありません。お付き合いしたいのですが、どうやって告白したらいいかわからないので教えてください。

今回は、私が20代のある方からいただいた、こんなお悩みについて考えていこうと思います。

告白の仕方

告白とは

Aさんは「告白の仕方」が分からないようですよね。

「好きです!」

「付き合ってください!」

色んな告白の言葉があると思いますが、そもそも「告白」って何でしょう。調べてみるとこんな風に書いてあります。

告白とは

かくしていた心の中を、打ち明けること。 「恋の告白など」

告白したい!と思っている本人は「告白」の意味がちゃんと分かっているのでしょうか。ただ単に、隠していた心のうちを打ち明けたいだけでしょうか?

本当かな?

これって、とても重要です。

まずは、自分が「告白」=「何がしたい」と思っているのかをしっかり考えてみましょう。

あなたの告白とは
  1. 単純に「自分はあなたが好きです。」って気持ちを伝えること。
    ただ気持ちを知っておいてほしい
  2. 「お友達になってください。って伝えること。
    お友達になりたい
  3. 好きだから「彼氏彼女として付き合って下さい。」または「結婚してください!」って伝えること。
    恋人や配偶者などのパートナーになってほしい

種類で分けると、この3つになるのではないかと思います。

となると、簡単に「告白」とはいうものの、その後に得たいと思っている結果が全く違うってことがわかりますってよね。

みんなが言う「告白」って、1~3のいずれかの結果が欲しいからすることです。言い換えれば、告白などの言動云々に関わらず、その結果が手には入ることが目的ですよね。

ではその目的と告白の関係についてもう少し詳しく考えてみましょう。

告白の効果

1、ただ気持ちを知っておいてほしい、

これが真の目的ならば、あまり悩んだりしないですよね。だって、相手の気持ちは関係なく、自分の気持ちを伝えるだけでその目的をかなえることができる。たとえ、相手に嫌われていたとしても、自分の気持ちを伝えることが目的なら関係ない。

でも、告白で悩んでいる人たちがこれを目的にしているとは考え辛い。あなたの求める目的は、伝えることだけでなく、相手の気持ちが関係する2番目以降の目的になるようです。

2、友達になりたい

これが真の目的なのであれば、わざわざ面と向かって「友達になってください!」って言う事にどんなメリットがあるのでしょう?

あなたが「こんな友達になりたいな」っていうイメージの自分のお友達を考えてみて下さい。

もし、そのお友達に、全く知り合いではない時期に「友達になってください!」なんて、意味ありげな告白をされたら、逆に引いちゃいませんか?構えてしまいませんか?

今自分仲良くしている友達は、

  • 何となく気が合って、
  • 何となく一緒にいる時間が重なって、
  • 何となく理解しあって、
  • 何となく気が許せて…

こんな風に自然に仲良くなっていませんか?

「友達になる」ことが真の目的だとしたら、面と向かって何かのセリフを告白するより、何とな~く仲良くなれる機会をなるべくたくさん作るようにした方が良さそうですよね。

僕は恋人とまでは言わないから、ただ友達になって欲しいだけなんだ…。

そう言っているあなたも少し考えてみてください。

同じ「友達になってください」ってセリフも、

本気で友達になりたいだけの人が言うと
➡全く構えることなく気軽に友達同士でお付き合いができる。

あわよくば恋人になりたいって思ってる人が言うと
➡下心が見えて、何となく構えてしまうから、気を許した付き合いになりづらい。

って現象が起こります。

要は、告白で悩んでいる人たちが真にただの「友達」になりたいと思っている人も少ないってこと。

大多数の人は、次の3番目の目的が本心にあるということになります。

3、パートナーになりたい

圧倒的にこの目的の方々が多いのではないでしょうか?

恋心を抱いて、恋人同士になりたい。とか、お嫁さんになって欲しいとか。


でも、自分の事に置き換えてよく考えてみてください。

友達でもない人、付き合いが薄い人に「恋人になってください」「結婚してください」なんて言われたら、困っちゃいませんか?

中には、

この人あんまり知らないけど見た目が好みだからOKしてみよっかなー。

恋人は何人いても良いからOKしちゃおー

なんて軽いノリの人は別として、

真剣にあなたと向き合って、お付き合いしたり、結婚をしたりする人はいないはずです。だって、よく分からないんだもの。

本当にパートナーになって欲しいとしたら、まずは、仲の良い友達になることは段階として不可欠なものです。

要するに、全ての工程を無視して、恋人や結婚相手などになってもらうための「告白」をしても無駄ってことですね。そんなタイミングで告白してしまったら、以下の恐怖が付きまとってしまいます。

告白するのが怖い理由
  1. 断られ、嫌われること
  2. お友達にすらなれなくなること

まずは、お友達になる。そして、とっても仲良しなお友達になる。そうすれば、相手が自分に好意を持ってくれているかそうでないかは、自然にわかります。

相手が自分に好意を持ってくれているのが確信出来た状態で、

「恋人になってください」
「結婚してください」

って告白ができたら、高い確率でOKが出ることが予測されます。

万が一、フラれることがあったとしても、仲の良い友達になっているのは事実なので、二度とお友達にすらなれない状態を心配をすることもなく気持ちを伝えることができるでしょう。

もしも、相手が自分の事を恋愛対象に思っていない状態なのであれば、お友達の状態を続けながら、自分がパートナーになる価値がある人間であることを友達の距離で伝え続けることもできるでしょう。

だから、まず必要なのは、仲の良いお友達になることです。

お友達になるにはどうしたらいいの?

先にも言った通り、「下心」がある状態で「お友達になってください」と伝えても構えられてしまうので距離ができてしまいます。

ですから、

  • 共通の知り合いや友人に、一緒に交流する機会を作ってもらう
  • または、相手の参加しているコミュニティーに自分も参加して、友達になれる環境を作る

回りくどく感じるかもしれませんが、これが一番有効な策だと思います。

自分も複雑な感情を持ち合わせた1人の人間です。だから、相手も同じく複雑な感情を持った1人の人間なんです。

自分の感情をその時の勢いで押し付けても、相手にびっくりされてしまうだけかもしれません。

ゆっくりじっくり、自分も相手もお互いが理解しあえる時間を大切に育んで、成功を確信できるタイミングで「告白」してみてください。

きっと、二人は素敵なカップルになるはずですから😃💕


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